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敦賀法律事務所

交通事故の増額事例①

2017年11月14日

当事務所にご依頼されて,示談額が大幅に増額した事例について,ご紹介します(特定防止のため,若干事例を改変しております。)。

 

ご依頼者様が,歩行中に車にひかれたという事故で,当事務所のご依頼前に,相手方保険会社から提案を頂いていたのですが,その金額が,約300万円でした。

 

後遺障害(12級)が認定されていたにもかかわらず,休業損害・逸失利益とも,0円での提示となっておりました。

 

そこで,当職が,依頼者様にお話を伺ったところ,依頼者様は,主婦(夫)であるとのこと。

 

主婦でも,一定の休業損害,逸失利益が認められますので,当職が受任し,主婦であること,家事の内容,配偶者の収入など具体的に主張し,相手方保険会社と交渉したところ,休業損害,逸失利益を加えて,約1000万円で示談することができました(なお,訴訟とした場合,更に増額が見込まれましたものの,依頼者様が,示談で満足されておられました。)。

 

今回の事例は大幅に増額がなされた事例ですが,そこまでではなくとも,相手方保険会社の提案が,不当に低いことがあります。

 

そのため,特に過失の小さい事例の場合,示談前に,ご相談(弁護士費用を加味しても増額が見込まれる場合,ご依頼)されることをお薦めいたします。

なお,弁護士特約が使える場合には,弁護士費用を気にせず,ご依頼いただけますので,保険証券や保険会社の方にご確認下さい。当事務所から確認させていただくことも可能です。

 

(文責 弁護士 安藤俊文)